女性にとっての「骨盤底筋トレーニング」やらなきゃ損！！

現在、尿トラブルの悩みを抱える女性について（データ：P&Gジャパン）
2019年7月、20～60代の日本女性4万人を対象にした「尿漏れ」実態調査を実施
その結果、6割以上が尿漏れを経験。
若い世代にも多く、20代でも半数以上が該当、うち63％は出産経験なし。また6割近い人が誰にも相談していないことも明らかにとありました。
ではなぜ、現在の女性たちは、このように骨盤底筋が弱くなったのでしょうか？
椅子・ベット・車に頼る便利な日常生活を送ることで足腰・骨盤底筋が甘やかされているからです。
骨盤底筋は、膀胱・尿道・子宮・直腸をハンモックのように下から支えている筋肉群と筋膜・靭帯などで構成されています。
ここの骨盤底筋が弱くなると尿道も膣もゆるんでしまい尿トラブルを引き起こしてしまいます。

骨盤底筋の基本は、尿道・膣・肛門それぞれの括約筋をそれぞれ息を吐きながら締めます。
吐ききったら鼻から吸い込み力をすべて抜いてリラックスします。これも大切なポイントです。
力を入れ続けてしまうと痛みが出たり筋肉が固くなるだけになります。強くやわらかくしなやかな筋肉になることを意識して力を入れた後は、骨盤底筋・各括約筋を脱力状態にしましょう。
膣の入口をとり巻く括約筋と肛門括約筋は8の字でつながっていますので肛門括約筋を締めると膣の締りもよくなります。
それぞれの括約筋を締めながら胸に向けて引き上げられるようになりましょう。
引きあげるように意識するとついつい息を吸いながら締める動きになってしまうことがあります。これは、反対に押し出し弱めてしまう誤ったやり方ですので気をつけましょう。
基本の骨盤底筋トレーニングがマスター出来たらしゃがむ動作のスクワットなどを取り入れ下半身も強化しましょう。
出回っている骨盤底筋トレーニングの中には、誤ったものがあるように感じています。
その中でこれは気をつけてくださいというものが「尿を途中で止めて鍛える方法」です。
排尿は、自律神経の支配下で行われています。交感神経・副交感神経の切り替えなど正常な排尿システムを妨げますのでこの方法は、やらないでください。

ダイエットが骨盤底筋を弱らせてしまうってご存じでしたか？
食事制限で運動しないダイエットは、骨盤底筋の筋肉を減らしてしまいます。
反動でリバウンドをくり返すダイエットは、さらに悪循環を生みます。全身の筋肉がどんどん減り太っていないのに脂肪だらけのブヨブヨになり内臓を支えたり活発に動かす力不足で下腹ポッコリや便秘・尿漏れにつながります。
骨盤底筋トレーニングをはじめるのに年齢は関係ありません。この記事を目にした方、おめでとうございます。一生元気な骨盤底筋を保つためのチャンスです。ぜひ、今から骨盤底筋トレーニングをスタートしてください。
骨盤底筋は胴体の底にある筋肉群ですので活性化させると骨盤内の血行がよくなり冷えやすい女性にもおすすめです。
歳を重ねても血液のめぐりがよければ36.5度～くらいの理想的な体温が保たれ酸素・栄養・ホルモンも身体のすみずみまで届けられ元気でいられます。

骨盤底筋をしっかり動かし女性にしかない膣を活性化するといいそうです。
独身の方でも、セックスレスの方でもこの方法なら一人でこっそり取組めるとあります。
そして膣まわりの血行をよくして自分の力で神ワザ効果を引き出すのです。
もう一つ、あこがれの人や好きな俳優さんなどエアー恋愛の気分を楽しむことも効果があるそうです。毎日ワクワク・ドキドキ人を好きになりいつまでも「ときめき」を忘れないことも大切なのだとか。恋している気分でいると脳もその気になり3つの神ワザホルモンを分泌してくれるとあります。
「ときめき」なんてないわとイライラしたりストレスで気分が沈んだり、ゴロゴロやついつい甘いものに走ってしまっていては、女性としての美しさや良さが出てきません。
骨盤底筋トレーニングで尿道括約筋・膣括約筋・肛門括約筋をしっかりと動かし活性化させて脳を恋モードに目覚めさせましょう。骨盤底筋パワーを味方につけ女性として生まれたことをよかったと思えるように今よりもしあわせに今よりも健康な人生を手に入れてください。