急に寒さを感じるようになりました。足元も冷え冷えな今日この頃、トイレに行きたくなる回数も多くなりがちです。でも、ちょっと待って!尿意でトイレに行くのではなく自分のタイミングでトイレに行けるようにちょっと身体を尿ケアしていきませんか?今年の冬は、トイレに振り回されない生活を手に入れましょう!
寒さとトイレ
寒くなるとトイレが近くなりがちになりませんか?
さっき行ったのにもうトイレに行きたいような…。寒い時期、あるあるですね!
では、どうして寒くなるとトイレが近くなるのでしょうか?
それには、理由が2つあります。
1つは、尿の量が増えること
もう1つは、尿意が増えて大きくなることです。
それでは、詳しく解説していきましょう!
さっき行ったのにもうトイレに行きたいような…。寒い時期、あるあるですね!
では、どうして寒くなるとトイレが近くなるのでしょうか?
それには、理由が2つあります。
1つは、尿の量が増えること
もう1つは、尿意が増えて大きくなることです。
それでは、詳しく解説していきましょう!
自律神経の働きと尿量の関係
私たちは、寒くなり身体の熱が失われると体温が下がります。寒さにより代謝も落ちてしまいますので、身体は、熱が逃げないようにするために交感神経がさかんに働き始めます。
交感神経は、身体の活動を活発にする神経で、血管を収縮する働きがあります。血管が収縮すると血流が少なくなります。
交感神経の働きは、皮膚の表面を流れる動脈が収縮し、流れる血液の量を減らすことで、熱を逃げないようにしているのです。
しかし、血管が収縮することにより体の中の血流量が増えてしまいます。その結果、腎臓に流れ込む血流量も増えるために尿の量が多くなってしまいます。
それに加えて末消の血管が収縮すると汗や水蒸気となって出て行くはずの水分も減るためにさらに尿量が増えます。
以上のことから、寒さから身体を守る働きの結果、尿の量が増えるのでトイレが近くなってしまいます。
交感神経は、身体の活動を活発にする神経で、血管を収縮する働きがあります。血管が収縮すると血流が少なくなります。
交感神経の働きは、皮膚の表面を流れる動脈が収縮し、流れる血液の量を減らすことで、熱を逃げないようにしているのです。
しかし、血管が収縮することにより体の中の血流量が増えてしまいます。その結果、腎臓に流れ込む血流量も増えるために尿の量が多くなってしまいます。
それに加えて末消の血管が収縮すると汗や水蒸気となって出て行くはずの水分も減るためにさらに尿量が増えます。
以上のことから、寒さから身体を守る働きの結果、尿の量が増えるのでトイレが近くなってしまいます。
神経の働きと尿意の関係
膀胱には、尿意を感じる神経と病気の時に異常を感じる神経があるそうです。膀胱は、尿がたまると尿意を感じます。それとは別に膀胱などが病気の時に異常を感じる神経に対し寒さは、刺激を与えるため尿意を引き起こすそうです。そのため、膀胱の中にあまり尿がたまっていない状態でも、寒いと尿意を頻繁に感じるようになります。また、寒さにより膀胱も過敏に反応して収縮し、尿道括約筋がゆるむため、尿意を感じやすくなるといわれています。
寒さは、神経にまで影響を与えます。
寒さは、神経にまで影響を与えます。
尿ケア対策
尿ケアには、まず寒さ対策も大切です。
基本的なことですが食事や飲み物など口にするものは、なるべく温かいものをとるようにする。体を温める素材を使う。シャワーだけで済まさずできれば温かいお風呂にゆっくりつかる。
服装も暖かい服装を選ぶことや首回り、足首などを冷やさないように工夫し気をつけることも対策になります。
寒い時期も適度な水分摂取は、必要ですが種類や摂取量には、少し注意が必要です。コーヒー、紅茶、お茶などのカフェイン入り飲料やビールなどお酒のアルコールは、利尿作用があります。
また他に、降圧剤などの利尿作用の強い医薬品を服用していたり、膀胱炎、尿道炎、糖尿病、尿道結石、更年期障害、前立腺肥大などは、頻尿が症状のひとつとしてありますので知っておくべき1つの知識だと思います。
基本的なことですが食事や飲み物など口にするものは、なるべく温かいものをとるようにする。体を温める素材を使う。シャワーだけで済まさずできれば温かいお風呂にゆっくりつかる。
服装も暖かい服装を選ぶことや首回り、足首などを冷やさないように工夫し気をつけることも対策になります。
寒い時期も適度な水分摂取は、必要ですが種類や摂取量には、少し注意が必要です。コーヒー、紅茶、お茶などのカフェイン入り飲料やビールなどお酒のアルコールは、利尿作用があります。
また他に、降圧剤などの利尿作用の強い医薬品を服用していたり、膀胱炎、尿道炎、糖尿病、尿道結石、更年期障害、前立腺肥大などは、頻尿が症状のひとつとしてありますので知っておくべき1つの知識だと思います。
尿道括約筋を動かしましょう
尿道括約筋を動かすことは、頻尿の予防に効果があるといわれています。
女性の尿道括約筋は、尿を我慢するときに力を入れるところだと思ってください。男性は、尿道が女性に比べ長くおよそ18~20㎝くらいあるので尿道括約筋は、睾丸の後ろ側に位置します。
尿道括約筋を巾着の口をしめるみたいなイメージでゆっくりとギュギュギュッーと力を込めてしめてみましょう。
動きが体感出来たら男性は、尿道括約筋に力を込めてしめたままおへそに向かって引き上げてみましょう。その際、必ず息をゆっくりと細く長く吐きながら合わせて行います。
女性の場合は、尿道括約筋を巾着の口をしめるようにゆっくりとギュギュギュッーと力を込めてしめ、そのまま力が抜けないように気をつけながら意識上、恥骨を5mm持ち上げるように力を集約します。(本当に恥骨を5mm動かすのではなく力を込めるイメージです)
力が集約された恥骨をそのまま(力が抜けないように注意)おへその方に引きあげていきます。この時も必ず息をゆっくりと細く長く吐きながら合わせて行います。
重要ポイントとして、息を吐きながら行うことです。
女性の尿道括約筋は、尿を我慢するときに力を入れるところだと思ってください。男性は、尿道が女性に比べ長くおよそ18~20㎝くらいあるので尿道括約筋は、睾丸の後ろ側に位置します。
尿道括約筋を巾着の口をしめるみたいなイメージでゆっくりとギュギュギュッーと力を込めてしめてみましょう。
動きが体感出来たら男性は、尿道括約筋に力を込めてしめたままおへそに向かって引き上げてみましょう。その際、必ず息をゆっくりと細く長く吐きながら合わせて行います。
女性の場合は、尿道括約筋を巾着の口をしめるようにゆっくりとギュギュギュッーと力を込めてしめ、そのまま力が抜けないように気をつけながら意識上、恥骨を5mm持ち上げるように力を集約します。(本当に恥骨を5mm動かすのではなく力を込めるイメージです)
力が集約された恥骨をそのまま(力が抜けないように注意)おへその方に引きあげていきます。この時も必ず息をゆっくりと細く長く吐きながら合わせて行います。
重要ポイントとして、息を吐きながら行うことです。
排尿抑制反射
尿道括約筋をギュウ―ッとしめると脳へ「尿をがまんしている」と伝えることができます。しめた後、自分の意識を尿意やトイレから他のことへ移すことで尿意を下げることができます。
身体の反射「排尿抑制反射」です。これをうまく使い自分で尿意に振り回されないように尿意コントロールを身につけていきましょう。
尿意コントロールで尿意を下げ少しずつトイレに行く間隔を延ばし、膀胱容量を増やしてよく伸び排尿時には、すべての尿が排出されるよい膀胱を目指しましょう。
そのためには、尿道括約筋がよく動きしめられること。骨盤底がしっかりしていることも重要になります。
身体の反射「排尿抑制反射」です。これをうまく使い自分で尿意に振り回されないように尿意コントロールを身につけていきましょう。
尿意コントロールで尿意を下げ少しずつトイレに行く間隔を延ばし、膀胱容量を増やしてよく伸び排尿時には、すべての尿が排出されるよい膀胱を目指しましょう。
そのためには、尿道括約筋がよく動きしめられること。骨盤底がしっかりしていることも重要になります。
骨盤底筋トレーニング
尿道括約筋をしめ引き上げる。
肛門括約筋をしめ引き上げる。
脚と脚の間(膣部分)を力を込め左右引き付けるようにしめ引き上げる。
座骨と座骨の間を意識して左右引き付けるように力を込めながら引き上げる。
恥骨と尾骨の間を意識して前後引き付けるように力を込めながら引き上げる。
それぞれに手を当てて行うと動く感覚がわかりやすいと思います。
以上のようにして身体の底にある骨盤底筋を動かします。骨盤底の筋肉を動かすことで身体の中から温めていきます。
肛門括約筋をしめ引き上げる。
脚と脚の間(膣部分)を力を込め左右引き付けるようにしめ引き上げる。
座骨と座骨の間を意識して左右引き付けるように力を込めながら引き上げる。
恥骨と尾骨の間を意識して前後引き付けるように力を込めながら引き上げる。
それぞれに手を当てて行うと動く感覚がわかりやすいと思います。
以上のようにして身体の底にある骨盤底筋を動かします。骨盤底の筋肉を動かすことで身体の中から温めていきます。
末梢を温める
冷えにより収縮した血管を拡張し尿量を減らすために末梢血管を拡張させましょう。
わたしが考案した「イントレ」では、頭、手、足など身体の端っこを自分の手で温めていきます。
手首の例を挙げると片手で手首を軽くつかみ、つかんでいない方の手をクルクル動かします。するとつかんでいる部分が摩擦で熱を帯びてきて温かくなってきます。そのままこすり続けて手首の中から温かいと感じるまで両手首同様に温めます。
その後、各手の指1本1本指先までこすりあげて爪の生え際2か所をつまみ刺激をします。それを指10本行います。
その後、アキレス腱部分、足首前部分を足首の中から温かいと感じるまでこすります。
わたしが考案した「イントレ」では、頭、手、足など身体の端っこを自分の手で温めていきます。
手首の例を挙げると片手で手首を軽くつかみ、つかんでいない方の手をクルクル動かします。するとつかんでいる部分が摩擦で熱を帯びてきて温かくなってきます。そのままこすり続けて手首の中から温かいと感じるまで両手首同様に温めます。
その後、各手の指1本1本指先までこすりあげて爪の生え際2か所をつまみ刺激をします。それを指10本行います。
その後、アキレス腱部分、足首前部分を足首の中から温かいと感じるまでこすります。
筋肉
筋肉を動かすことで熱をつくり出します。
下半身は、身体の筋肉の75%を占めています。特に太ももには大きな筋肉がありますので、下半身を動かすことを意識すれば、効率よく熱を作ることができるとあります。
待ち時間や移動時間などのすき間時間にちょっとスクワットしてみたり、かかとの上げ下げや大股歩きなど意識して取り入れてみてはいかがでしょう。
筋肉には、熱を作って体温を上げる役割以外にも、基礎代謝を上げる・むくみをとる・血糖値を下げる・血圧を安定させる・ストレスに強くなる・気分を安定させるなどの身体にとても良い役割がたくさんあります。
この役割を十分活かせるように筋肉を出来るだけ落とさないように身体を継続して動かしていきましょう。
下半身は、身体の筋肉の75%を占めています。特に太ももには大きな筋肉がありますので、下半身を動かすことを意識すれば、効率よく熱を作ることができるとあります。
待ち時間や移動時間などのすき間時間にちょっとスクワットしてみたり、かかとの上げ下げや大股歩きなど意識して取り入れてみてはいかがでしょう。
筋肉には、熱を作って体温を上げる役割以外にも、基礎代謝を上げる・むくみをとる・血糖値を下げる・血圧を安定させる・ストレスに強くなる・気分を安定させるなどの身体にとても良い役割がたくさんあります。
この役割を十分活かせるように筋肉を出来るだけ落とさないように身体を継続して動かしていきましょう。
まとめ
寒くなるとトイレが近くなるのは、当たり前だからしょうがないとあきらめるのではなく、どうして近くなるのか?どうしたらいいのか?
きちんと知識を得て対処してトイレの不安・心配で日常生活において困らないような自分になっていただきたく解説をいたしました。
トイレが近くなりそのままにしていると膀胱容量が小さくなってしまい頻尿の心配がでてきます。
頻尿になると夜間頻尿の心配も出てきます。夜間何度もトイレに起きていると睡眠の質が低下しそこからQOL(生活の質)の低下にもつながりかねません。
トイレの心配が出てくる寒い季節こそ尿ケアスタートのタイミング!
広島市中区で尿ケアの啓発活動を発信しております。
個別の相談・指導も可能です。一人で悩まないで尿トラブル克服経験者のわたしにお気軽にご連絡ください。
今年の冬が、トイレで困らない冬になりますように
きちんと知識を得て対処してトイレの不安・心配で日常生活において困らないような自分になっていただきたく解説をいたしました。
トイレが近くなりそのままにしていると膀胱容量が小さくなってしまい頻尿の心配がでてきます。
頻尿になると夜間頻尿の心配も出てきます。夜間何度もトイレに起きていると睡眠の質が低下しそこからQOL(生活の質)の低下にもつながりかねません。
トイレの心配が出てくる寒い季節こそ尿ケアスタートのタイミング!
広島市中区で尿ケアの啓発活動を発信しております。
個別の相談・指導も可能です。一人で悩まないで尿トラブル克服経験者のわたしにお気軽にご連絡ください。
今年の冬が、トイレで困らない冬になりますように