【尿トラブルのデメリット7選】

尿モレに関する意識調査によると女性の尿モレをしたら特に困るシチュエーションとは？の回答が

1位　買い物や映画などプライベートで外出中
2位　電車やバスで移動中
3位　旅行中や行楽シーン
4位　オシャレをしているとき
5位　フォーマルな席（結婚式など）

楽しい特別な時間だからこそ困りたくないというのが順位に表れています。

人は、一度でも尿トラブルを経験すると同じ事が起きることへの恐怖、心配、不安が脳裏に残ります。
考えないようにしようと思っても大切な時間であればあるほどトイレが気になってしまうもの。

このことをカリギュラ効果といいます。
人は何かを禁止されると、むしろその物事が気になって逆の行動に走ってしまう心理現象のことです。

トイレを気にしたくない時に限って気になってしまうのは、心理現象であるカリギュラ効果が影響。
「尿トラブルのことは、自分は、もう大丈夫だ」と確信が持てるまでは、トイレが気になって仕方がないということ。

尿トラブルがあると心理面でカリギュラ効果が働き、楽しい時間を思いっきり満喫できない状態になります。

日本女性 20代から60代 40,000人 に聞く、尿漏れ実態大規模調査結果から尿漏れで困っていることは、

・年をとった気分になる
・不快な気分になる
・恥ずかしさを感じる
・常に不安を感じる
など気持ちへの影響があらわれます。

尿トラブルは、知らず知らずのうちにマイナス思考へと影響するのです。
わたしの尿トラブルがひどい時期を思い返すと、毎日グレー色で不安、心配のマイナス感情の中暮らしていました。
自分をコントロールするのが難しくマイナス思考で同じことを繰り返し考え、マイナスな感情にとらわれてぬけ出せなくなっていました。
常に不安、心配を抱えていると潜在意識にまで刻み込まれ自分から不安、心配の状況を引き寄せてしまいます。
当時は、家庭のこと家族のことなどマイナスな事ばかり次から次へ起こりました。
実体験から尿トラブルは、感情をマイナスに向けてしまいます。

以前、講師業をされている方から「講座が2～3時間ありその間のトイレが心配で困っている。」とご相談を受けたことがあります。
日ごろからトイレ回数の多い方で特に大切な場面では、トイレが気になって仕方がないご様子でした。講座に向けて全力で取組んでこられていざ本番となった時に頭の中にトイレの心配が邪魔をしてたら100％の力が発揮できない。100％発揮できないのは、とても残念なことです。大事な仕事の場面では、いつでも100％で全力投球したいですよね。
尿トラブルがとてもひどい時期のわたしは、常に尿モレを何とかする方へ注力してましたので普段は、30～40％の力しか出せていませんでした。
たかが尿トラブルかも知れませんが大事な場面で100％の力が発揮できなくなります。

尿トラブルの心配がある方は、日常生活において使い捨てパットに手が出ます。使用することで今までのようにアクティブな日常生活を送れることはとてもよいことです。
しかし、使い捨てパットの使用が当たり前になってしまうと尿トラブルする身体のままでいることになり、ますますパットが手放せなくなります。
超高齢化社会の現代、大人用紙おむつゴミは、増加の一途です。環境省は、２０３０年度に一般廃棄物の７％近くを使用済みおむつが占めると推計し、環境保護や焼却処理コスト低減の観点から、ごみ減量を呼びかけているほどです。
女性は、閉経すると女性ホルモンが低下しさまざまな影響があらわれます。その中の1つにデリケートゾーンの乾燥によるかゆみやヒリヒリしたとした痛みがあります。デリケートゾーンを守るためにも使い捨てパットの刺激を避けた方が良いです。
尿トラブルになり使い捨てパットの使用が当たり前になると、地球環境に影響するゴミ問題、女性のデリケートゾーンへの影響があります。

アクティブに活動される女性に多いのが腹圧性の尿モレです。お腹に力がはいった時に尿の出口の力が負けて漏れる尿トラブルです。
他にもくしゃみや大笑い、とても重たいものを持ち上げたときなどにも起こりやすいです。
腹圧性の尿モレの恐ろしいところがいつ漏れるか予測できないこと。日常生活のなかで急に走り出したり、ジャンプしたり何かしらアクションを起こすことで漏れてしまうのでやっかいです。
常時パット使用であれば問題ないですが無防備な状態で急に漏れてしまうと下着や衣服まで濡れてしまいとても困ります。
無防備な状態の尿トラブルは、人に気づかれないかしら、恥ずかしいなど様々なマイナス感情があふれ精神的にきついものです。
一度でも運動中に経験するとトラウマになり運動することが恐怖に感じるようになります。
尿トラブルがひどい時期のわたしは、何度も運動中の尿モレを経験したました。トイレにかけ込みトイレットペーパーで拭いて乾かす努力を何度もした経験があります。
運動中に尿モレを起こすと起こすと漏れることが怖くなり、運動することまで怖くなります。

尿トラブルは、「ショック」「恥ずかしい」「人に知られたくない」という思いがとても強く働きます。
プライドから尿モレを受け入れられない。受け入れたくない。知られたくないから「人に話せない」後ろ向きな感情がたくさん湧いてきます。
さらには、 ニオイや衣服の濡れが気になり他者に気づかれることが心配で心配で仕方ないという思いも強く働きます。尿トラブルは、とにかく知られることへの恐怖心に囚われてしまいます。
尿トラブルは、自分では気付かないうちに徐々に後向きな考え方をすり込んでしまいます。

自己肯定感とは、「自分の価値や存在意義を肯定できる」「自分自身を認め尊重できる」感覚のこと。自分の存在には価値がある，自分自身に満足できていると捉えることです。
他人からの評価ではなく、現状の自分自身が自分に満足できているかどうかを基準に考えることで、自己肯定感の高さは決まります。
尿トラブルがある自分で考えてみると尿モレする自分に対し、自分の存在価値を肯定しにくくなったり、尊厳が守られない状況から自分に満足できず自己肯定感は、下がってしまいます。
尿トラブルのひどい時期のわたしは、自己肯定感なんて１㍉もありませんでした。
尿モレは、自己肯定感を著しく下げてしまいます。