冷えの悩みは、冬の寒い時期によく耳にしますが気温が高くなった時期や暑い夏も同じように冷えて困っている女性が多いのではないでしょうか?冷えからトイレが近くなって困るという声もよく聞きます。そこで今回は、つらい「冷え」の解説と対策をご紹介していきます。
「冷え」とは???
日本全国の15歳~59歳の男女を対象に、行ったある調査結果では、
「自分は冷え性だと思いますか?」という質問に
冷え性だと思う人(「とてもそう思う」、「ややそう思う」の合計)は全体で58%と半数以上
特に「とてもそう思う」が3割弱を占め、全体的に冷え性を自覚している人が多いことが判明とありました。
男女別にみると、「自分は冷え性だと思う」男性は41%、女性は75%と、女性のほうが冷え性だと思っている人が多く
女性は、全ての年代で「冷え性だと思う」人の割合が同年代の男性よりも高くなっているそうです。特に10代~30代女性で冷え性を自覚している人の割合が高く、20代では8割強の人が自分は冷え性だと思うと回答しているとありました。
男性は、年代が若くなるほど「冷え性だと思う」人の割合が高くなることが特徴的で、10代がもっとも高く57%。男性全体と比較しても16ポイントも高い結果が出たそうです。
(LINEリサーチ 日本全国の男女を対象に冷え性とその対策に関する調査を実施 2021年1月21日 参照)
「自分は冷え性だと思いますか?」という質問に
冷え性だと思う人(「とてもそう思う」、「ややそう思う」の合計)は全体で58%と半数以上
特に「とてもそう思う」が3割弱を占め、全体的に冷え性を自覚している人が多いことが判明とありました。
男女別にみると、「自分は冷え性だと思う」男性は41%、女性は75%と、女性のほうが冷え性だと思っている人が多く
女性は、全ての年代で「冷え性だと思う」人の割合が同年代の男性よりも高くなっているそうです。特に10代~30代女性で冷え性を自覚している人の割合が高く、20代では8割強の人が自分は冷え性だと思うと回答しているとありました。
男性は、年代が若くなるほど「冷え性だと思う」人の割合が高くなることが特徴的で、10代がもっとも高く57%。男性全体と比較しても16ポイントも高い結果が出たそうです。
(LINEリサーチ 日本全国の男女を対象に冷え性とその対策に関する調査を実施 2021年1月21日 参照)
そもそもどうして冷えるの? その1
そもそもなぜ冷えるのでしょうか?
その理由は、3つあります。
その1. 体内で熱をつくり出す力が弱いから
基礎代謝という言葉をご存じでしょうか?基礎代謝とは、体温維持、心臓や呼吸など、人が生きていくために最低限必要なエネルギーのことを言います。
筋肉は、私たちのからだを支えると同時に、体温をつくり出す働きを担っており、基礎代謝の中でも一番多くエネルギーを必要としています。
つまり筋肉量が少ないと、生み出せる熱も少ないということになります。
そのため、男性に比べ筋肉量の少ない女性や運動不足の人は体内で熱をつくり出す基礎代謝が弱いので冷えやすくなると考えられます。
その理由は、3つあります。
その1. 体内で熱をつくり出す力が弱いから
基礎代謝という言葉をご存じでしょうか?基礎代謝とは、体温維持、心臓や呼吸など、人が生きていくために最低限必要なエネルギーのことを言います。
筋肉は、私たちのからだを支えると同時に、体温をつくり出す働きを担っており、基礎代謝の中でも一番多くエネルギーを必要としています。
つまり筋肉量が少ないと、生み出せる熱も少ないということになります。
そのため、男性に比べ筋肉量の少ない女性や運動不足の人は体内で熱をつくり出す基礎代謝が弱いので冷えやすくなると考えられます。
そもそもどうして冷えるの? その2
その2. 手足の先端まで熱が行き届き体温調節機能がうまく機能していないから
不安やストレス、大きな温度差などの影響により自律神経が乱れそれによりうまく体温調節の命令が出せず血流が悪くなり全身に熱が送られなくなります。
また、きつい下着などでからだを締めつけたりすると血行が悪くなったり、皮膚感覚が鈍くなることがあり、そのため体温調節の指令が伝わりにくくなります。
貧血や低血圧の方も血流が滞りがちになるので注意が必要です。
更年期になると、女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れることにより血行が悪くなることも理由の一つです。
手足の先端まで熱が行き届き体温調節機能がうまく機能しない理由は、女性に多く当てはまります。
不安やストレス、大きな温度差などの影響により自律神経が乱れそれによりうまく体温調節の命令が出せず血流が悪くなり全身に熱が送られなくなります。
また、きつい下着などでからだを締めつけたりすると血行が悪くなったり、皮膚感覚が鈍くなることがあり、そのため体温調節の指令が伝わりにくくなります。
貧血や低血圧の方も血流が滞りがちになるので注意が必要です。
更年期になると、女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れることにより血行が悪くなることも理由の一つです。
手足の先端まで熱が行き届き体温調節機能がうまく機能しない理由は、女性に多く当てはまります。
そもそもどうして冷えるの? その3
その3. せっかく作った熱が逃げやすいから
尿トラブルに限らず摂取する水分量と、排出される水分量を適切に保ち身体が適切に水分代謝をして循環していく事が大切。
なぜなら血流が悪くて身体が冷えているため汗をかかず、水分が十分に排出されていない人は身体に不要な水分がたまり、せっかく作った熱も冷えやすくなってしまうからです。
また、皮下脂肪も一因です。脂肪には断熱効果がありますが筋肉とは異なり脂肪にはほとんど血管がないので、熱が加わってもその熱が全身に伝わりにくいということもあります。
尿トラブルに限らず摂取する水分量と、排出される水分量を適切に保ち身体が適切に水分代謝をして循環していく事が大切。
なぜなら血流が悪くて身体が冷えているため汗をかかず、水分が十分に排出されていない人は身体に不要な水分がたまり、せっかく作った熱も冷えやすくなってしまうからです。
また、皮下脂肪も一因です。脂肪には断熱効果がありますが筋肉とは異なり脂肪にはほとんど血管がないので、熱が加わってもその熱が全身に伝わりにくいということもあります。
「冷え」の対策はどうしたらいいの!
手足の冷えは、つらいものですが
身体の末端である手先・足先に血液が行き届きにく、温度が下がりやすく、冷えを強く感じるのは、わたしたちの身体が重要な臓器が集まる身体の中心部に血液を集めて、体温を維持しようとするからなのです。
しっかりと熱を作り身体のすみずみまでいき届かせ熱を維持できる身体作りが何より大切です。
それでは、その対策方法を解説していきましょう。
身体の末端である手先・足先に血液が行き届きにく、温度が下がりやすく、冷えを強く感じるのは、わたしたちの身体が重要な臓器が集まる身体の中心部に血液を集めて、体温を維持しようとするからなのです。
しっかりと熱を作り身体のすみずみまでいき届かせ熱を維持できる身体作りが何より大切です。
それでは、その対策方法を解説していきましょう。
冷えを解消するにはまずは、〇〇!
塩分摂取量も含めて食事のバランスを気をつけること
食事バランスがとれていなと体内の水分量を増やすことになります。
薄味を心がけ、水分摂取も適量(健康な成人25~55歳の場合、1日に最低限必要な水分量の簡易計算法:体重(kg)×約35(ml)=1日の必要水分量(ml))を心がけましょう。
野菜などをあまり食べずに塩分を取りすぎている方は、のどが渇き水分摂取が増え身体の中に留まるので冷えにつながります。
食べ過ぎも食物を分解するときなどに体内で作られる水(代謝水)が増えるため身体を冷やします。
食後は、エネルギーの一部が身体の熱となり、体内温度のセンサーにより発汗し調整しています。
しかし、冷たい物ばかり摂取し内臓が冷えると温度センサーは、発汗を抑えて体温を下げないようにします。
すると余分な水分は、尿などで排泄するしかなくなり頻尿気味になってしまいます。
身体は、発汗が抑えられると熱を逃すところがなくなるので冷たい物が欲しくなり、ますます身体の中を冷やすことにつながります。
できるだけ体温以下の冷たい物や身体を冷やす食べ物を避け、薬味・たんぱく質など栄養バランスに気をつけ、消化のためによく噛んで食事をすることが大切です。
食事バランスがとれていなと体内の水分量を増やすことになります。
薄味を心がけ、水分摂取も適量(健康な成人25~55歳の場合、1日に最低限必要な水分量の簡易計算法:体重(kg)×約35(ml)=1日の必要水分量(ml))を心がけましょう。
野菜などをあまり食べずに塩分を取りすぎている方は、のどが渇き水分摂取が増え身体の中に留まるので冷えにつながります。
食べ過ぎも食物を分解するときなどに体内で作られる水(代謝水)が増えるため身体を冷やします。
食後は、エネルギーの一部が身体の熱となり、体内温度のセンサーにより発汗し調整しています。
しかし、冷たい物ばかり摂取し内臓が冷えると温度センサーは、発汗を抑えて体温を下げないようにします。
すると余分な水分は、尿などで排泄するしかなくなり頻尿気味になってしまいます。
身体は、発汗が抑えられると熱を逃すところがなくなるので冷たい物が欲しくなり、ますます身体の中を冷やすことにつながります。
できるだけ体温以下の冷たい物や身体を冷やす食べ物を避け、薬味・たんぱく質など栄養バランスに気をつけ、消化のためによく噛んで食事をすることが大切です。
日常生活では、これを!
腹式呼吸や睡眠を大切にすること、20分程度のウォーキングやストレッチなどの適度な運動が大切。「大きな筋肉」を鍛えるスクワットは、基礎代謝量を上げるのに効率的と言われています。夜は、ゆっくりと適温のお風呂につかりリラックスタイムもおすすめです。
また、身体を締め付けるような下着や衣服は、血流を悪くし熱が届かなくするので避けましょう。
可能ならば使い捨てのライナーやパットなどの石油系製品ではなく布製のライナーやパットを使用すると二枚履きの効果が期待できます。
冷暖房対策も必要です。
暑い夏にはなくてはならない冷房ですが体内温度センサーの発汗を抑えるため体温バランスを崩す元になります。
冬の暖房は、身体の表面を暖めるので身体の中からあたためようとする働きを抑えてしまい冷えにつながります。
夏は冷やしすぎず、冬はあたためすぎず身体も環境にもエコを心がけるとよいでしょう。
気温の急激な変化に対応するために常にカーディガンやスカーフなど体温調整できるものを用意し首や足首を冷やさないようにしたりと自律神経の乱れから身体を守りましょう。
外出時のトイレなどを気にして水分摂取を控えることは、脱水につながりますので適量の水分を頻繁に摂取する注意も必要です。
また、身体を締め付けるような下着や衣服は、血流を悪くし熱が届かなくするので避けましょう。
可能ならば使い捨てのライナーやパットなどの石油系製品ではなく布製のライナーやパットを使用すると二枚履きの効果が期待できます。
冷暖房対策も必要です。
暑い夏にはなくてはならない冷房ですが体内温度センサーの発汗を抑えるため体温バランスを崩す元になります。
冬の暖房は、身体の表面を暖めるので身体の中からあたためようとする働きを抑えてしまい冷えにつながります。
夏は冷やしすぎず、冬はあたためすぎず身体も環境にもエコを心がけるとよいでしょう。
気温の急激な変化に対応するために常にカーディガンやスカーフなど体温調整できるものを用意し首や足首を冷やさないようにしたりと自律神経の乱れから身体を守りましょう。
外出時のトイレなどを気にして水分摂取を控えることは、脱水につながりますので適量の水分を頻繁に摂取する注意も必要です。
まとめ
昔から冷えは「万病のもと」とよくいわれています。
今年は、コロナ緊急事態宣言により生活の中で身体を動かす機会が減少していませんか?
また、テレワークなどにより室内での時間も増え知らず知らずのうちに冷えているかもしれません。
最近は、気温も夏並みに上昇し冷房を使用している場所が増え冷える環境が多くなってきています。
体温が下がれば免疫力も比例して下がるといわれています。
今年は、例年以上に冷え対策をとり健康維持に努めることが重要だといえそうですね。
骨盤内の熱を生む骨盤底筋トレーニングも併用し冷えのつらい時期だけ対策をするのではなく、オールシーズン継続して身体のケアに取り組むことが冷えのない身体作りに大切なことだと考えています。
広島市中区で尿ケア・インナ―ケアの啓発活動を行っております。
みなさんの身体が冷えから解放されますように、その一助になれば幸いです。
今年は、コロナ緊急事態宣言により生活の中で身体を動かす機会が減少していませんか?
また、テレワークなどにより室内での時間も増え知らず知らずのうちに冷えているかもしれません。
最近は、気温も夏並みに上昇し冷房を使用している場所が増え冷える環境が多くなってきています。
体温が下がれば免疫力も比例して下がるといわれています。
今年は、例年以上に冷え対策をとり健康維持に努めることが重要だといえそうですね。
骨盤内の熱を生む骨盤底筋トレーニングも併用し冷えのつらい時期だけ対策をするのではなく、オールシーズン継続して身体のケアに取り組むことが冷えのない身体作りに大切なことだと考えています。
広島市中区で尿ケア・インナ―ケアの啓発活動を行っております。
みなさんの身体が冷えから解放されますように、その一助になれば幸いです。